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2007年5月20日 (日)

こんなに長いんです

Statamiryu_2 一般の人には分からないかもしれけど、タタミ屋さんでも滅多にお目にかかれない長~いものです。長さ7尺5寸(ワラ床です)

床の間の畳です。

途中で繋いではありません。1畳もんです(畳床をつなぐ技術もあるようですがね)

じつに40年振りの表替え。 タタミ表は龍鬢(リュウビン)というものでこれでも新品です(焼けて色が変わったのではありません)

大分くたびれていたんですがこんな長い畳床、問屋に在庫なんてあるわけなく1枚だけ作ってくれるかどうかも分からないので手直しして使いました。昔は畳屋さんが各家で畳床を作っていたのでこんな長いのも出来たんでしょう。

厚みが2寸上がり、幅が尺5寸。

紋縁は手で平刺し・・・(手縫いです)

紋を綺麗に出すのはけっこう面倒ですが機械でやる方もいるようです。うちはこういうのは手で仕上げますが逢着機で上手にやる畳屋さんは尊敬してしまいます。機械の方が楽のように思われますが以外と難しい。長い間逢着機は「久保式」で針が下から出てくる少し変わった方式だったので紋縁は苦手としてました。だから時間が掛かっても手でやってました。 

軽トラに積んでも、はみ出してしまいました。

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コメント

そんなに長いんですか!

龍鬢を織っている生産者を訪問したことがあります。
風の強い日などとても面倒そうですが、それだけに龍鬢って逸品ですよね。

投稿: せい | 2007年5月20日 (日) 21時25分

そうなんです。こんなに長いの初めてです。

ところで、龍鬢ですがどんなふうに作っているのか知らないんです(畳屋でありながら)

普通の畳表とかなり違うんでしょうか?

草の種類も違うのかな~。今まで、なにも考えずに使っていましたが(^_^;)

投稿: 杉山製畳 | 2007年5月20日 (日) 22時16分

私も数年前に一度伺っただけですので
詳しくは知らないです。
じつはその時初めて龍鬢なるものの存在を知ったくらいでして。

作り方としては普通のい草を洗って染土を落とし、
田んぼに広げて朝露などにあててい草を膨らませるんだと思います。

そんな時に風などが吹くと大変だと言っておられました。
また、冬場は湿気がないので田んぼに広げる期間も長く
夏場は短いと言っておられました。

投稿: せい | 2007年5月23日 (水) 22時58分

なるほど。
分かりました。

龍鬢は年に一度使うかどうかというほどで、最近は床の間のあるお宅も少なくなりました。

生産枚数も少ないでしょうが無いと困るものですね。

京都あたりでは神社仏閣が多いから使う機会も多いのかな。

投稿: 杉山製畳 | 2007年5月24日 (木) 20時41分

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