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2008年6月

2008年6月28日 (土)

タタミ染めQ?

昨日のことですが地元のホームセンターの広告にこんなものが。

タタミ染めQセット」・・・3,980円!

パッケージには「復活 簡単 綺麗 アンビリーバブル」とあり、~いタタミ!!」ともcoldsweats01

セットですから内容としては500mlの染めQ以外に刷毛、専用トレイ、マスキングテープ、手袋が入っています。

1缶で8畳間まで対応できるようです。

それで塗った感じはどんなもんでしょう?畳屋としては大変興味があります(笑)

ネットで調べてみたら「タタミの質感や風合いをまったく変えない!だから誰も塗ったとは気付かない!」(ホントカよ)

他にも優れたポイントがいくつか挙げてありますが、これ買って使う人いるんだろうか

これを塗っても元の新品の畳表のようにはならないと思うけど。

ならなくても、とにかく青くなるなら塗ってみようと思う人は試してみたらいかがでしょう。

ところでなぜこういう商品あるのか?

多分、昔から言われている「青畳」(あおだたみ)という言葉があるように、イメージとしてはタタミは青いもんだ。だれもがそう思っているんじゃないかな。

色が変われば「焼けちゃってね~、もう変えないと」そんな人もいます。畳表は色が変わって(焼けて)そのあとに値打が出ます。

良いものは綺麗なアメ色に焼け黒筋も無く艶も出て、それこそ黄金のように。すぐ近所に私の父親が入れた畳がありますが20年ほど前に一度裏返しをしています。そのあと数年して「色が変わったから替えて」と。見にいったらなんと綺麗なアメ色に!

当時の備後の地草らしいんですがあまりの綺麗さに「これは良い表だからもうしばらく使ったほうが良いよ!」とお客さまに・・・それからもう何年経っているんだろう。商売がヘタかな?

この「タタミ染めQ」ですが他にタイヤ染めQ,ジーンズ染めQなるものがありますdash

ひまな人は調べてみてね。

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2008年6月26日 (木)

産地偽装で揺れてますが

ここのところ、ウナギや飛騨牛の産地偽装問題で連日のようにテレビで報道されています。

食品だから余計に注目をあびていますが、なんてたって口に入るもんだから偽装問題は特に敏感になっているようです。

そこで畳表ですがやっぱり偽装はあるようです。というより有りすぎ!

熊本県い業生産販売振興協会 ←の調査報告の中にビックリするような記事を見つけました。

平成19年12月の調査報告によると「我が国の畳表需要量は約1900万畳と推計」とあります。

驚くのが次の記事で「現実の畳表生産量に対し国内産畳表が400~500万畳多く流通している産地偽装問題が・・・」

平成18年のデータによると国内産のシェアが49%。前述の年間畳表総需要量が49%とすると930万畳・・・これが純国内産。

実際はさらに400~500万畳が国産畳表として出回っている。こんなに多いとは知りませんでしたangry

これだけの偽装畳表が流通しているのが分っているのに熊本県い業生産販売振興協会は何か対策を取らないんですかね~。不思議です。

結果、末端の消費者はゆうに及ばず畳屋でも知らず知らずのうちに国産表と買ったのが中国産だったなんてことも。それもかなりの確率で中国産を掴まされる可能性がある。

怖いですね~。

食品なら大問題になるのに畳表なら良いの? なんか変gawk

国内の生産者はこのあたりをどう考えているんだろう。明確な差別化(国産と中国産)をしたほうが畳屋、生産者、いずれにとってもメリットがあるような気がしますが・・・。

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ツバメ・・・落ちてました

Sstatamitubame 店の横の空き地。と言っても僅かですが。

そこが草ボウボウ。

梅雨の合間をぬって夕方草取りをしたところ、草の間に何かいる!

良く見たらツバメ。まだ子供でした。

かなり大きくなっていましたがまだ飛べないようです。

なぜココにいるんだろう?どこから?

当店の軒先にはツバメの巣が3っつあります。が、いずれも抱卵中だったりまだ小さい子ツバメだったりと、下に落ちていたツバメはこの3っつの巣から落ちたものではない。 

探したところ電気のメーターの上に巣がありました。普段、この場所を見ることは無いので気が付きませんでしたがどうもココから落ちたらしい。

高さは4M以上ありたまたま雑草がクッションになったようです(ジャングルのようになっていました)

そこでこのツバメ、皆さんならどうします?落ちちゃって可哀想だよね。助ける?

私はハシゴを掛けて巣に戻しました。

一般的に野生のものは人間が手を加えるべきではないと常づね思っています。人間が介入すべきでないと。

自然の摂理からすれば落ちて死んでもそれまで。もしかしたらネコにやられたかもしれない。それまでの命だったと。

安易に可哀想だからと助けて良いもんかどうかthink

でも悩んだすえ巣に戻しました。これが良かったのか悪かったのか。

巣に戻してからしばらくして親ツバメの姿が・・・。

無事育つんだろうか。

Sstatamitubame2 このアース線の間にうずくまっていました。草が無かったら砕石でダメージを受けたかも。

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2008年6月22日 (日)

梅雨で雨の日曜日

嫌な季節になりました。 畳屋にとって一番嫌な時期。

そう「梅雨」です。

何故いやか? 

やっぱりカビの問題があるからね。

雨でジメジメ、湿気も多くカビにとっては最高の条件。実際は梅雨の間もそうですが梅雨が明けて気温が上がった時もカビが発生しやすいようです。

だからこの一ヶ月間はとても憂痛。

この頃では畳表に抗菌・防カビ処理をしたものもあるようですがどうなんでしょうね~。特に中国産に多いようですが。

薬品で処理をするということはカビ難い反面、人間にとっては良くないような気がします。効果もあるのかないのかcoldsweats01

最近の住宅は畳にとっては厳しい環境にあるようで高気密であるがゆえにカビやすいのかも。昔の住宅のように「すきま風」が入るくらいの家の方が畳にとっては優しいんでしょう。

とにかく空気の流れ(空気が動く)がないとカビやすいようです。

以前テレビの番組で畳に生えるカビを取り上げたものがありました。沖縄と関東の住宅を比較したものでしたが高温多湿の沖縄の方がカビが少なかった。

この時は各部屋に「吹流し」の小さいものを何本も建て空気の流れを見るというもの。カビにくかった沖縄ではこの吹流しが良く動いていましたが関東では動きが少なかった。

もちろん住宅そのものはまったくの同一条件ではないので単純に比較は出来ないかもしれない。

ただ、この実験では空気が滞留するよりは流れ(動き)があったほうがカビは発生しにくいということを言いたかったんでしょう。

沖縄の家は昔のながらの日本の家と言った感じで家の中を風が通り抜けるような造りでした。

当然湿気は入りやすい。そのかわり湿気も抜けやすい。高気密とは無縁の住環境でした。畳にとっては良い環境ですね~。

畳だけでなく家全体のカビを防ぐ意味でも晴れた日には窓を開けて風を通すことも必要かな。エアコンがあれば除湿を使ったり、扇風機を首振りで使っても効果があるようです。

※ そこで雨の日曜ですが今日は家の中でゴロゴロ。午後から雨がさらに強くなるらしい。埼玉県行田市ではサンクミーティングの予定ですがどうですかね~この雨では。雨に弱い?フランス車が心配ですがconfident

サンクを降りても未だにフランス車が気になります。最近ではプジョー107。口が「アハッ」happy01って風に見えません?

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2008年6月17日 (火)

自家製畳床

Statamitoko もう何年前になるんだろう。畳床を作ったのは。

当時は畳床を自分のところで作っていました。畳を仕上げる作業場以外に畳床を作る工場があり、そこに製畳機(畳床を作る機械)と沢山の材料となるワラがありました。

昭和50年代後半には市内でも自家製のワラ床を作っている畳屋も少なく、その中でも一番最後まで作っていたのが当店でした。

このワラ床は親戚のおじさん(畳屋)に教わりながら作ったものですが、今思えばわけも分らず言われるままに作ったような気がします。

その自分が作った畳床の表替えを30年ぶりにしましたが以外にもムラが少ない。最近のワラ床に比べれば重量は30キロもあるかどうか。

しかも針足は粗い。送りもそんなに細かくありません。

この畳床を作る機械はいわゆる「へり無し」用。画像にもゴザが見えるでしょう。ヘリ無し・・・この辺では「やろう」なんて言いますがへり付き畳と違い琉球表を巻くのでこのゴザの部分は機械で殺してあります。

「殺す」なんて物騒ですが真ん中の厚みに比べこの部分が薄くなっています。そのためへり付き畳の場合は「口茣蓙」(くちござ)というものを当てて平らにします(分るかな?)

平刺し(へりを付けるところ)をする部分も細かい刻んだワラ、「小ゴミ」なんて物を入れて針が通り易くしました。機械を導入する前は平刺しも手作業だったからね。

最近のワラ床に比べこの時代のものは踏んだ感じも柔らかい。固いのは「踏み込みが良い」なんて言い方もしましたが・・・。

あのころはワラの長さも長くて、ワラの量はそれほどでなくても腰のある畳床が出来たのかもしれない。

今のは重いからね(35キロ超もあります)

年配の畳屋さんから聞いた話ですが「昔の畳床はワラが生きていた、今のワラ床はワラを殺してしまっているから・・・」と。

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2008年6月13日 (金)

いただき物

Statamitomato 先日仕事でお世話になったお宅で頂いたものです。

ミニトマト。

当店のある瀬戸谷地区は農家が多く、仕事で伺ったりすると野菜やお茶をいただくことがあります。夏場はビールなんかもhappy01(飲まないけどね)

このミニトマトですが形が丸でなく細長い種類。名前は?

食べてみたら味が濃く酸味もあるようです。

そこで我が家では好評?のトマトのスパゲッティのソースに使ってみました。

ニンニクをオリーブオイルで炒め(焦がさないように)香りが付いたら唐辛子の輪切りを。そこへホールトマトの缶詰とミニトマトを皮付きのまま小さく切って入れ煮詰めます(ロリエの葉っぱも1枚入れて)。あとは塩で味を調える。

茹でたての麺にトマトソースをからめ少し煮込みます。塩味が足りなかったらここで少し足します。あげ際にオリーブオイルをチョット加え出来上がり。

普通のトマトであれば湯むきしますがミニトマトは皮ごと使います。

トマトの酸味と風味が味わえるパスタ。

簡単でしょう? 男の料理!

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2008年6月10日 (火)

チョット直すだけのつもりが・・・

何回か仕事でお世話になっているお宅のおじさんが「仏壇置き場作ったので畳を詰めて」と。

伺うと8畳通し(8畳間×2)の本来襖で仕切ってあるところに仏壇置き場が出来ていました。それが微妙な位置(大きさ)のため畳3枚を加工。

と、ここまではどうってこと無かったんですが畳を上げてみたらなんとシロアリ。8枚のうち4枚食われてます。それほど酷い状況ではありません。まだ使える状態。もちろんシロアリはもういませんdash

それではと、隣りの8畳を見たらeyeこっちの方が酷い。1枚はカマチがグサグサでもうダメです。他も上からは見えない部分が食われてます。

予想外のことで施主もどうしようか戸惑っているようでした。3間続きで表替えをした場合ケッコウ費用が掛かってしまいます。

そこでおじさんが「裏返しはどう?」

実はこの畳、前回表を替えてから15年ほど経っています。普通15年経っていたら裏返しはやりません。出来ないことはないんですよ! ただ期待したほど綺麗にはなりません。

少し畳表を剥がして裏を確認してもらったら・・・良いじゃん! このくらいならと。

結果、全部裏返し。 畳床がダメなのは新しく。表がダメなのは表替え。

で、ここからが本題ですcoldsweats01

一般に裏返しは2~3年。表替えは5年くらいなんて某畳組合のチラシにもあったり、HP上でも載せている畳屋さんもいるようです。

↑の間隔で裏返しをすればまだ「青み」があるし確かに綺麗になります。が、実際はもっと使ってから裏返し、表替えをすると思います(当店では裏返しは5~7年程度が目安)

じゃあ今回の15年も経ったものはどうか?

それが思ったよりかなり綺麗になりました(物は麻綿W)。 もちろん国産表。この畳表は「赤」が少なく・・・焼けても黒筋が少ない。綺麗に焼けています。返しても青みはそれほどではありませんが想像してたより良い感じなので思わず「良いね~」

施主も「綺麗になったね~」と喜んでくれましたhappy01

15年も経った裏返しはそんなにはありませんが、物によってはこの程度にはなるんだという見本のようなものでした。

Statami15

※ 畳表としては中級品だったような・・・

どうでしょう?こんな感じですが。

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2008年6月 8日 (日)

新築そっくりさん

Statamisumitomo 上手いネーミングを考えたもんです。

大手の不動産会社のリフォームの名前ですが、先日新聞の折込に資料請求のチラシが入っていたので取り寄せてみました。

丁度リフォームの仕事が終わったばかりだったので興味半分にどんなもんかと。

この新築そっくりさんは簡単に言うと既存の基礎、柱を生かしまるごと再生。

単価も坪21万円(税込み)・・・あくまでも標準仕様

実際はなんだかんだとこれにプラスされるでしょうがね。

間取りや屋根瓦の変更はオプションとなっています。

一般的にリフォームの費用ははっきりしないというか曖昧な部分もあります。ようは明確でない。

特に個人の大工さんなんかは「やってみないとなんとも言えんな~」と。これでは頼む方も心配です。確かにリフォームは見積もりが難しい面もあります。やりだしたらこっちも手をつけなきゃあ・・・そんな場合もあるようです。

この大手の「新築そっくりさん」は坪あたりのリフォーム費用×坪数。オプションを除けばこれ以外は掛からないようです。住みながらのリフォーム(各部屋ごと)

耐震補強も含んで新築の約半額(床面積を基にした完全定価制)

悪質のリフォームもあるようですから、そういう面では大手の安心感はあると思います。

地元でも築100年以上の家がありますが世代が変わると解体して新たな住宅を建てる場合が多いんです。梁なんか凄く大きなシッカリとした物を使っているし大黒柱も太くてガッシリとしてます。

今の時代これだけの材料を使って建ったらとんでもない金額になってしまう。こういう家こそ骨組を生かしリフォームしたらな~と思いますが(あくまでも他人だから言えるのかも)coldsweats01

リーフォーム会社も色んなのがあるようですから良~く調べてからにしましょうね!

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2008年6月 3日 (火)

ビフォーアフター

テレビ番組でおなじみの「大改造!!劇的ビフォーアフター」ですが、この番組はほぼ100%リフォームと言っても良いほどの改造です。

先日畳を納めたお宅は築35年ほどですが、外観からは新築かと思うほどのリフォームでした。リフォーム度70%?位かな。

Statamirf

屋根、外壁、サッシは交換。水回りは全部リフォーム(かなりレイアウト変更)

和室は壁の塗り替え等がありましたが間取りはそのまま。1階2階あわせて畳の枚数が28枚(4部屋)

3部屋表替え。

↓1部屋のみ新畳(コタツの部屋)

Statamirf2

で、大工さんに「新築の半額?」と聞いたら「半分じゃあ無理」と。

具体的な金額は言いませんでしたがリフォーム度70%(あくまでもわたしの見立て)で新築の半額以上~。 どうでしょう?金額的なものは。

そんな時興味をそそるようなチラシが入ってきました。

大手の「新築そ・・・」。 これについては後ほど。

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