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2008年7月

2008年7月31日 (木)

ただの「糸引き表」ですが・・・

Statamija2 たまたまというかタイムリーな話題です。

「5ミリのことで」のせいさんの投稿にもあったように突き出しが短くても良い畳表というものがありましたが、この畳表がそんな感じ。

良いといっても上級品ではありません。

当店で販売しているランクですと中級~下級品の間くらい。

「ひのみどり草」で織った糸引き(綿糸)で4番草。目方は1,7キロチョット。

まあまあ重量はあります。この畳表ですが草がシッカリとして握った感じは麻と思うほど。へりぎわは多少根白が目立ちますが価格を考えれば問題ないでしょう。織りもなかなか。赤草もそれほど目立ちません。

畳表の良し悪しを見る場合、握って「アオリ」があるかどうかなんてことをします。写真のように握って畳表を振って反対側が付いてくるかどうか(理解できるかな?)

この畳表は糸引き表ですがアオリがありました。これも判断基準の一つでしかありませんが・・・。

Statamija3

総じてこの畳表は良い表ですup(あくまでも対同クラス比)

それで今回仕入れた畳表は「愛鏡会」の坂井敬一さんが作ったもの。

いずれもエコファーマー認定の農家ですが以前にもここの畳表を仕入れたことがあります。直販でなく産地問屋経由ですがせいさんとこの「天一表」と同じようにこだわりをもってイグサの栽培をしているようです。

この畳表ならまた使ってみたい。そう思わせるほどでした。

Statamija

※ 残りあと16枚あります。価格? 六千円で~すcoldsweats01   

おかげさまで完売しましたhappy01

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2008年7月26日 (土)

5ミリのことで

Statami25 最近は薄い畳に遭遇することが多くなりました。特に大手のハウスメーカーに多いようで中には厚さ10ミリや15ミリなんてのも。

これもコストダウンの影響で畳にしわ寄せがきた結果だと思います。バリアフリーという体の良い言葉がありますがそのためか畳寄せも高さが低くなって薄い畳になってしまう。和室だったら寄せを下げりゃあ良いんですが手間も掛かるからそれをしない。

今日の表替えも薄い畳で厚さ(仕上がり)が1寸・・・約3センチ。普通は2寸くらい(6センチ)。

厚さが3センチの畳だからベースとなる畳床は25ミリ。ところがカマチを縫う機械がこの厚みに対応していない。縫えないことはないけどかなり厳しい。なんせ機械が古いもんでcoldsweats01

最近の機械であれば薄畳対応で問題はありませんが当店のは年代ものだから。

それで何とか針の傾きを調整し(これしか出来ません)縫いましたが画像のようにこんな感じ。タタミ面からわずか7~8ミリのところに針が。もっと針の刺さる位置を下げることは出来ますがそうすると下側の針の出る場所が手前になってしまい上手くない。結果この位置になってしまって。

薄畳も縫えるカマチの機械は曲がり針を使っているのかな?

あと5ミリ厚かったらもう少し楽に縫えたかもしれない。逆に5ミリ薄く20ミリの畳床だったら無理だったかも・・・?

畳表を張り終わったら次は逢着機で縁を縫いつけて仕上げるわけですがこれまた薄い畳は苦手としています。特に返し(へりを付ける最後の工程)はやっぱり針の位置がギリギリ。

まあ以前使っていた久保式の機械ではどうにもなりませんでしたが、現在の逢着機はどうにかなるから良かった。

畳表は今まで付いていた表と同じ糸引きを付けましたがこんどのは聖さんとこの天一表・4番綿。 中国産→本物の国産表に。もう早期に剥けることは無いでしょう。

寸法が普通より3寸(9センチ)以上小さいので下前を切ったらこんなに捨てることになります。向きの違いで色が違って見えますが同じ畳表です。

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2008年7月19日 (土)

頂きもの

ブログつながりでもあり、当店にも訪れてくれる「うりこさん」から頂きました。

表紙が畳表の柄になったノート(メモ帳)です。しおりも付いていて説明には「日本の心、畳を紙で表現しました。ぜひ触ってみてください」とあります。

ミドリという東京にある文具メーカーのもの。

実際見るとひじょうにリアルで本物かと思うほど。タタミの目も本物のと同じ幅で触った感じもザラザラしてほんの少しですが山と谷がわかります。

多分、畳表を撮影してその画像をそのまま使ったと思いますが見た感じでは下級品の糸引き表。 それが妙に畳らしく良いです。 高級品のひのみどりなんかを使ったらここまで質感が出なかったかもしれない。

ただ、そこまで読んで作ったかどうか・・・?

このメモ帳ですが勿体無くて使えそうもありません。大事に取っておこうかなlovely

※ このミドリという会社ですが東京在住の頃、仕事で何回かうかがったことがあります。当時はファンシー用品を作っていたようでキティちゃんのようなキャラクター物もあったような・・・。今では総合文具メーカーですね。

Statamimidori

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2008年7月16日 (水)

カビが・・・

皆さんのところは梅雨は明けましたか。静岡はまだのようです。

そんな中、先日の土曜と昨日続けて「タタミがかびた」との電話がありました。

まず土曜日のお宅は当店からすぐのところ。早速うかがってみました。施主が言うにはカビの対処方法を教えて欲しいので電話をしたそうで、わざわざ来て頂いてと恐縮していました。

では状況を見てみましょうeye 

ふんふん、なるほど。

このお宅は昨年の末に表替えしたもの。8畳×2間ですが片方がカビています。が、思ったほど酷い状況ではない。床の間がある奥の部屋で普段は締め切ったまま。風の通りが悪く縁側の戸を開けてもそれほど風が入らない。 梅雨で締め切ったままというカビにとっては好条件。

そこでまず掃除機でカビを吸い取ります(弱でゆっくりと) ここで注意しなきゃあいけないのは吸ったカビを排気でまた部屋に撒き散らしてしまう場合がある。このあたりは掃除機の機能と紙パックの種類によって違ってきますので。

次にタオルでからぶき(これもゆっくり丁寧に)。そのあと消毒用エタノールをタオルに含ましてさらに拭きあげます(スプレーする場合もあります)これで殺菌をします。

塩素系の漂白剤を水で薄めて使う場合もあるようですが・・・

あとはしばらく扇風機で風を送って乾燥させます。エアコンがあればドライで除湿も効果があります。

あまり酷い場合は外に出して太陽光に当てブラシでカビを落としそのあとエタノールで殺菌。太陽にあてすぎると焼けてしまうのでこのあたりは様子をみながら作業。

このカビの対処方法ですが畳屋さんによって色々とあるようですがまず風通しを良くする(湿度を下げる)ことが一番かと。

次のお宅へdash

縁側のある昔ながらのお宅。いわゆる田の字で8畳×4間。日当たりも良く部屋の風通しも悪くない。なぜ?

「梅雨の間洗濯物をこの部屋に締め切ったまま干していた」と・・・。洗濯機で脱水したものをココでsad

ゲッ、それじゃあダメじゃん。

まあ、梅雨で外に干せないから分らんでもない。けど畳の為には最悪です。

カビが生える条件としては温度、湿度、栄養。これが上手い具合にそろった時はあっという間に生えます。畳の場合1年目は栄養分も水分もあるので条件によってはカビ易い。特に最近の住宅は高気密化で畳にとっては大変厳しい。 抗菌・防カビ処理した畳表もあるようですがどうなんでしょうね~(中国産に多いようですが) 人間に害があるのかないのか・・・?

まあカビの処理方法はこんな感じですが一番大事なのは「すぐに対

お客様を安心させることlovely そう思ってますが・・・。今日に今日できなくてもね!

※ 消毒用エタノール。 薬局で売っています。

Statamieta

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2008年7月14日 (月)

畳屋の定休日

ここのところ日曜日に仕事をすることが多いような気がします。

13日の日曜も仕事(そういえば先週も)。特別いそがしいわけではありませんが施主の都合で今日の日曜に。平日は仕事で留守になるので、できたら休みの日にということで。

それで、以外にも日曜の仕事ははかどります。どういう訳か仕事がはかどる。隣りが商店で普段は車の出入りが多いけど日曜はそれがないからか?

店の前は県道で日曜ともなるとモンキー軍団、ハーレー軍団、オフローダー、集合管を付けたニイチャンとバイクが行ったり来たり。それを横目で見ながら仕事に励んでいます(笑)

そこで定休日ですが当店は決まった休みはありません。休みたい時休むcoldsweats01

この辺りでは床屋さんは月曜、自転車屋は水曜、蕎麦屋は木曜と決まっています。市内どこへ行っても一斉に決まった日に休み。多分、組合で決まっているんでしょう。年末・年始なんかは定休日でも営業する場合もあるかもしれませんが普段はそう。

じゃあ畳屋はどうか?

今現在当店は畳組合に加入していませんが、かつて組合員だったころも特に休みは決まっていませんでした。最近の畳組合はどうなのかわかりませんがどうなんでしょう。

特別忙しい時期でない限り日曜は休みのところが多いのかな。

それと畳屋の仕事は「お天気仕事」

張替えの仕事は天気の良い日(雨でない日)にする事がほとんどです(施主の要望で)

よほどでない限り雨での仕事はありません。だからお天気にあわせると日曜の仕事が多くなる場合もあります。

よその畳屋さんの定休日はどうなんでしょう。

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2008年7月 8日 (火)

カテゴリー別に分けてみました

ブログ開設から1年3ヶ月ほど経ちましたが、このほどカテゴリーを設けてみました。

今までは特に分けることもなくただ書いていただけですが、カテゴリー別があったほうが何かと便利かと。

ほとんどが畳に関することですがたまに趣味に関した事も載せますので。

ただ開設以来投稿が160を越え、それをカテゴリー別に一つ一つ分別していますが今日のところは半分程度しか出来ません。残りは明日に。

興味あるカテゴリーがあったら覗いてみてね。

それでは~~sleepy

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2008年7月 3日 (木)

地元の茶農家「向島園」

Statamicha2_3                                                     

当店のある瀬戸谷は市内でも北部にあり、お茶の栽培農家が沢山あります。

ただ現状は厳しく専業農家は少ない(ほどんど無い)ようで他にも野菜等の栽培をしている農家が多いようです。

茶農家の大半は大きな共同茶工場でお茶を仕上げています。

そんな中、若くしてこだわりのお茶を作っている方がいます。

向島園向島和詩(むこうじま かずと)さん。

まだ22歳! 若いlovely

向島園はいわゆる自園・・・お茶の栽培から仕上、販売まで自前でやっています。特に栽培に関しては無農薬・無化学肥料による完全有機栽培。

消費者としては安心・安全ですが生産者は大変だろうね。農薬等に頼った方が楽な場合があるから。 

ところで、向島さんのお宅には仕事で2回ほどお世話になりました。最初にうかがった時は現園主のかずとさんは幼稚園くらいだったような・・・。次に会った時は小学校5年生?になっていたか。

だからこちらは知っていても向こうは知らない(憶えていない)でしょう。先代の方とは面識もあり当時としては珍しいルノー・サンクに乗っていたので、私がルノーを買う時にアドバイスを頂いた事がありました。

車にもこだわりがあったようにお茶に関しても妥協を許さない、有る意味職人気質のような先代だったと思います。もちろん、現園主のかずとさんもこのあたりを引き継いでいることでしょう。

向島園の場所ですが瀬戸谷の「中里」(なかざと)地区にあります。瀬戸谷温泉「ゆらく」からさらに北へ1キロほど。蔵田・大久保方面の途中です。

県道沿いにこの看板があります。向島園は看板を右に入ったところにありますがネットでお茶の販売もしていますので覗いてみて下さい。HPには本人のことやお茶に対する思いなんかが載っています。

興味ある方、「向島園」で検索して下さい。

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※ 先日バイクで蔵田に行く途中に撮りました。この先適度なコーナーが続き楽しめます。

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