« イルミネーション(^^) | トップページ | 久々の「苑」 »

2010年12月 6日 (月)

ビフォア~&アフタ~(笑)

珍しいことに床ゴザの仕事が3件続きました。

すでに終わったものもありますが、今日見積もりに伺ったお宅も床ゴザがありました。

このあたりでは「床ゴザ」なんていいますが床の間にある紋縁の付いた畳のことです。中には単なるゴザでなくベースがワラ床の場合もあり、このワラの畳床に縫い付けてあることもあります。

使う畳表は流鬢(りゅうびん)表と言って普通の畳表とは少し違います(流鬢表の呼び名は他にもあるようですが・・・正式には何?)

日にさらしてあり経年変化が小さいので元々の色と10年も経ったものでもそれほど違いがないように見えます。

今日伺ったお宅も二十数年経っていますが「元々こんな感じですよ」と言ったらビックリしていました。まあ、当然といえば当然。そんな前のこと覚えていないから・・・。

以前は床の間が当たり前のようにありましたが最近では見かけなくなりました。建築様式が変わってきたのも一因かも。

どうでしょう?わかりました?

流鬢表について詳しいことはよその畳屋さんのブログなんかに詳しく載っていますのでそちらをどうぞヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

で、床ゴザのベースとなる作り方は大工さんによって様々。

Statamiryu8

表からは分りませんが裏を見ると

Statamiryu9

どちらも床の間に落とし込むように出来ていますが、作りはこんなに違います。表面から見てもその違いは分りません。それでもこの作りであればどちらでも畳屋さんとしては苦労しないと思います。

中にはただ置くだけという場合があります。

そんな時は「どうしましょう?」なんてthink

表からクギやタッカーで止めるしかありません。両面テープという方法もありますが畳表が吊れないしね~。うすいベニヤ1枚置いてあるだけのこともあります(汗)

このあたりは大工さんの考え方というかなんというか・・・。

最近ではこの床ゴザですが畳屋さんに頼まないで大工さんがどっからか調達して勝ってに置いてあることもありましたΣ( ゜Д゜)ハッ!

どうも建材屋さんで資材として売っているようでもちろん流鬢表なんかではなくごく普通の畳表にごく普通の亀甲の緑色のヘリが付いていました。

ミシン目が上から見えて、どうみても中国産かなという出来down

まあ、それも良いのかなと妙に納得。施主には違いが分らないだろうし、コスト削減にはなるだろうし・・・crying

では、新しくなったところを

Statamiryu10

煤(すす)だらけの右側から左側の綺麗になったものと取替えます。こんなに綺麗にlovely

下前(したまえ)の目乗りもこんな感じ。紋もまあまあかな(^^ゞ

Statamiryu11

いかがでしょう。皆さんのお宅にも床の間があったら造りの具合なんかを見比べてみては。

ちなみに今回使った流鬢表は天然素材でなく化学表(工業表)です。

|

« イルミネーション(^^) | トップページ | 久々の「苑」 »

★タタミの事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211488/50229328

この記事へのトラックバック一覧です: ビフォア~&アフタ~(笑):

« イルミネーション(^^) | トップページ | 久々の「苑」 »